注目の論文
にわか雨に関連した極度の降雨
Nature Geoscience
2013年2月18日
Rainfall extremes linked to showers
激しいにわか雨に関連した降雨量は、ほかの降雨の場合よりも大気温度の上昇に応答した増加量が大きいと、今週のオンライン版に発表された研究が報告している。この発見は、気候温暖化に伴い予想される激しい降雨の増加は、異なった空気塊がぶつかるときに生じる定常的な降雨ではなく、雷雨のようなにわか雨の降雨に関連することを示唆している。
Jan Haerterたちはドイツの降雨の測定を天候と温度の記録と組み合わせて、にわか雨のような対流的降雨を、暖かい空気塊が冷たいものにかぶさる際に起きる事象と分離させた。彼らは、にわか雨は温度の上昇に応答してより急速に強化されることを見つけた。
doi: 10.1038/ngeo1731
注目の論文
-
4月23日
気候変動:温暖化が進む世界で急激な「気温の変化」が増えているNature Communications
-
4月22日
気候:都市のヒートアイランド現象による気温関連死の評価Nature Climate Change
-
4月11日
環境:世界のプラスチックのうち、再生材料から製造されたものは10%未満Communications Earth & Environment
-
4月10日
考古学:狩猟採集民がマルタに向けて出帆Nature
-
4月10日
惑星科学:月の裏側の水の存在量の評価Nature
-
4月9日
遺伝学:古代のDNAから湖魚の早期導入が明らかにNature Communications