Nature ハイライト

古生物学:哺乳類型の顎関節の予想以上に古い起源

Nature 634, 8033

キノドン類である<i>Riograndia</i>(上)と<i>Brasilodon</i>(下)の、頭蓋化石の画像(左)とCTスキャンに基づくそれらの3Dモデル(右)。
キノドン類であるRiograndia(上)とBrasilodon(下)の、頭蓋化石の画像(左)とCTスキャンに基づくそれらの3Dモデル(右)。 | 拡大する

Luiz Flávio Lopes, The Federal University of Rio Grande do Sul / James Rawson, Univerity of Bristol

哺乳類の主要な特徴の1つは、蝶番のような顎関節に関するものである。今回、哺乳類型の顎関節は、それが哺乳類で現れるより約2000万年早い時期に、キノドン類(犬歯類)と呼ばれる哺乳類の近縁動物で全く独自に進化したことが明らかにされた。

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