Nature ハイライト

量子物理学:フォールトトレラントな汎用量子ゲート操作

Nature 605, 7911

今回L Postlerたちは、誤り訂正符号である7キュービットカラー符号によって捕捉イオン集団に符号化されたキュービット間で、汎用2キュービットゲートを実行している。通常なら計算中に蓄積されると思われるオンザフライエラーを訂正するために、量子誤り訂正を用いて複数の物理キュービット(今回は捕捉されたイオン)内でキュービットを「束ねる」ことが必要である。操作自体の不完全な実行による誤りの導入を回避するフォールトトレラント設計に従って、こうした操作が実行された。

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