Nature ハイライト

量子物理学:ダイヤモンドを使った量子誤り訂正

Nature 606, 7916

今回M Abobeihたちは、ダイヤモンドのスピンキュービットを用いた論理キュービットのフォールトトレラント操作について報告している。今回の5キュービット誤り訂正符号は、多キュービットの反復測定に基づいており、非フォールトトレラントな符号化スキームより性能が優れている。誤り訂正のオーバーヘッドを伴う論理キュービットが裸の物理スピンをしのぐようになるには、基本操作の誤りを低減する必要があるものの、この手法によってフォールトトレラントな量子誤り訂正向けのプリミティブとなるフルセットの量子ゲートが実現された。

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