Nature ハイライト

分子生物学:エピジェネティック変化のみでも腫瘍発生が引き起される

Nature 629, 8012

今回、ショウジョウバエ(Drosophila)をモデル系にした研究によって、ポリコーム群タンパク質を介した転写サイレンシングが一時的に崩壊すると、その結果として腫瘍形成が起こることが報告されている。この結果は、ドライバー変異がなくても、一過性のエピジェネティック変化ががん発生の原因になり得ることを示唆している。

2024年5月16日号の Nature ハイライト

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