Nature ハイライト

技術:極細の内視鏡

Nature 443, 7113

直径1 mm 前後の検査装置を使うマイクロ内視鏡技術(microendoscopy)は、眼科や腫瘍診断、その他の特殊な医療分野で認められている技術である。だが、直径1 mm 未満の装置は一部の臨床応用で利用されてはいるものの、プローブの柔軟性が乏しく画質も悪いため、広く採用されてはいない。今回、新型の内視鏡が開発され、柔軟性のあるプローブから動画並みのコマ速度で3 次元像を送達することが可能になった。このプローブ の直径は光ファイバー1 本分にあたる80~250μm で、ヒトの毛髪の直径とほぼ同じである。

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