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気候科学:オーストラリアの火災による大量の二酸化炭素排出

Nature 597, 7876

2019~2020年のオーストラリアの山火事によって、大量の二酸化炭素(CO2)が大気中に放出されたと考えられているが、排出量の見積もりはまだ不確かなままである。今回I van der Veldeたちは、人工衛星データを用いて、2019年11月〜2021年1月に約715テラグラムのCO2が排出されたと見積もっている。この値は、異なる5つの火災インベントリーから得られた見積もりの2倍以上である。

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