Nature ハイライト

進化学:サハラ以南のアフリカの更新世末期の人口動態

Nature 603, 7900

マラウイのホラ山。今回新たに解析された古代DNAには、ホラ岩窟住居で発掘された古代人2個体のものが含まれる。
マラウイのホラ山。今回新たに解析された古代DNAには、ホラ岩窟住居で発掘された古代人2個体のものが含まれる。 | 拡大する

Credit: Jacob Davis

今回、サハラ以南のアフリカに由来する後期更新世および前期完新世の古代人のゲノムデータ(新たに6個体のデータセットを含む)の解析から、8万~2万年前の高度に分岐した3つの起源集団の存在とそれらの混合が明らかになった。こうした集団構造はその後長期にわたって安定で、これは、後期更新世に地域化が強まっていたことを示唆している。

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