Nature ハイライト

精神科遺伝学:統合失調症のPGC3ゲノム規模関連解析

Nature 604, 7906

精神医学ゲノミクスコンソーシアム(PGC)は今回、7万6755人の統合失調症患者と24万3649人の対照群について2段階設計のゲノム規模関連解析(GWAS)を行い、287のゲノム座位でのありふれたバリアントの関連を報告している。また、これらの座位のファインマッピングと、一連のGWAS後解析による標的遺伝子の優先順位付けも行われ、シナプス過程などの生物学的機能の関連が明らかになるとともに、ありふれたバリアントとまれなバリアントの関連性が共通遺伝子に収斂していることも示された。

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