Nature ハイライト

天文学:初期銀河内のPAH放射の空間的ばらつき

Nature 618, 7966

銀河系から120億光年以上離れた場所にある銀河SPT0418-47。はるか前方にある別の銀河の重力レンズ効果でリング状に見えている。青色が前方銀河、赤色が後方銀河、オレンジ色が今回検出された多環芳香族炭化水素(PAH)を示す。
銀河系から120億光年以上離れた場所にある銀河SPT0418-47。はるか前方にある別の銀河の重力レンズ効果でリング状に見えている。青色が前方銀河、赤色が後方銀河、オレンジ色が今回検出された多環芳香族炭化水素(PAH)を示す。 | 拡大する

Credit: J. Spilker / S. Doyle, NASA, ESA, CSA

今回、赤方偏移4.4の銀河において、多環芳香族炭化水素(PAH)放射が1桁ほど変化しており、PAH、塵、星それぞれが空間的にはっきりと異なる位置にあることが報告されている。

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