1. Nature Japan
  2. レビューハイライト
  3. ErbB2陽性転移性乳癌患者の脳転移の管理における新たな課題と機会
Review Summary

ErbB2陽性転移性乳癌患者の脳転移の管理における新たな課題と機会

Nature Reviews Clinical Oncology

2009年1月1日

New challenges and opportunities in the management of brain metastases in patients with ErbB2-positive metastatic breast cancer

この総説で取り上げた情報は、PubMedデータベースで発表年月日を限定せずに検索を行って収集した。以下の検索語（MeSH語ではない）を単独でまたは組み合わせて用いた：「乳癌（breast cancer）」「脳転移（brain metastases）」「中枢神経系転移（central nervous system metastases）」「HER2過剰発現乳癌（HER2 overexpressing breast cancer）」「HER2陽性乳癌（HER2 positive breast cancer）」「トラスツズマブ（trastuzumab）」「lapatinib」「テモゾロミド（temozolomide）」「efaproxiral」「中枢神経系予防（central nervous system prophylaxis）」「化学療法（chemotherapy）」「全脳照射（whole brain radiation）」「定位放射線治療（stereotactic radiosurgery）」。脳転移の発生率、有病率、予後因子、治療に関する原データを含む臨床試験および論文に特に注目した。乳癌患者（特にHER2陽性乳癌患者）における脳転移という主題に関連した論文を、M Meliskoが検討した。関連論文の参考文献を調べ、関連する論文をさらに特定した。乳癌脳転移に対するlapatinibの使用に関する情報は、2006年および2007年のサンアントニオ乳癌シンポジウムおよび／または米国臨床腫瘍学会（ASCO）年次総会でのN Linによる抄録と発表より入手した。

doi:10.1038/ncponc1243

英語の原文

レビューハイライト

「レビューハイライト」記事一覧へ戻る

advertisement
プライバシーマーク制度