Review Summary

頭部および頸部の癌における化学放射線のパラダイム

Nature Reviews Clinical Oncology

2007年3月1日

The chemoradiation paradigm in head and neck cancer

このレビューのための情報は、2006年6月15日以前に発表された研究を対象に、PubMed、MEDLINEデータベース、米国腫瘍学会(ASCO)の抄録集によるデータベースを用いて蓄積した。電子的に先行発表されたものも含めた。英語で発表された論文のみを対象とした。検索語「頭頸部癌(head and neck cancer)」を、以下の検索語と組み合わせて用いた:「化学放射線療法(chemoradiotherapy)」「シスプラチン(cisplatin)」「カルボプラチン(carboplatin)」「パクリタキセル(paclitaxel)」「ドセタキセル(docetaxel)」「フルオロウラシル(5-FU)」「ハイドロキシウレア(hydroxyurea)」「チラパザミン(tirapazamine)」「ゲフィチニブ(gefitinib)」「セツキシマブ(cetuximab)」「ベバシズマブ(bevacizumab)」「メトトレキサート(methotrexate)」「ペメトレキセド(pemetrexed)」「マイトマイシンC(mitomycin C)」「臓器機能保存(organ preservation)」「強度変調放射線治療(intensity-modulated radiation therapy)」。参考文献は最良の臨床的エビデンスを基準に選択し、他の研究機関によって発表された研究により裏づけられた研究を特に重視した。受理された後に発表されたデータを反映するため、2007年2月に参考文献一覧を更新した。

doi:10.1038/ncponc0750

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