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第3回「世界の太陽エネルギー開発1」
- 世界が注目する太陽光発電

地球温暖化防止とエネルギー供給の持続可能性という視点から、再生可能エネルギーとして「太陽エネルギー」への関心が急速に高まっています。その中で、世界的な注目度は非常に高いにもかかわらず日本での技術開発が発展途上にある「太陽熱発電(CSP)」について世界各国の現状と日本での展望、科学技術をテーマにサイエンス・カフェを実施します。

テーマ:世界の太陽エネルギー開発1 - 太陽熱発電の科学技術

  1. 世界で注目される太陽熱発電
    • 太陽熱発電ってなに?
    • 太陽熱発電はどこがすごい?
    • 太陽熱発電と太陽光発電の違い
  2. 世界の太陽熱発電の市場動向
    • 世界的に注目は非常に高いのに、なぜ日本での太陽熱発電技術開発があまり進んでいないのはなぜ?
  3. 世界の太陽熱発電技術
    • 世界ではどのような技術が開発され、実用化は近いの?
    • どの国が熱心に取り組んでいるの?
  4. 太陽エネルギーのポテンシャル
    • 2030年までに、太陽エネルギーはどのくらい普及する?
    • 再生可能エネルギーとして、どの程度役割を担える?
  5. 今後期待される太陽熱発電の応用
    • 日本における将来性 企業との連携

日時/開催場所

第3回 Nature Café 「世界の太陽エネルギー開発1」

2009年10月19日(月)18:00~20:30(受付 17:45~)

会場:東京都千代田区一番町(最寄り駅:東京メトロ半蔵門線「半蔵門」)

※会場側の規定により、会場詳細につきましては、参加者の方のみにご連絡いたします。
※同時通訳付

参加申込

参加費:無料

※当イベントの参加お申し込みは終了いたしました。

パネリスト

玉浦 裕

玉浦 裕(たまうら ゆたか)

東京工業大学 炭素循環エネルギー研究センター 教授

最近の研究テーマ

ソーラーハイブリッド燃料生産技術開発、ビームダウン型集光太陽熱利用技術開発、反応性セラミックスを用いるソーラー水素生産技術開発

学会及び社会における活動等(一部)

日本太陽エネルギー学会 理事 (現)
アブダビプロジェクト「東工大式ビームダウン集光システム100kW実証試験」プロジェクトリーダー (現)
IPCC再生可能エネルギー特別号(太陽エネルギー直接利用) 執筆者 (現)

略歴

1992年~現在 東京工業大学理学部炭素循環素材(エネルギー)研究センター教授
1992年~現在 同 理工学部化学科教授(併)
1994年 Paul Sherrer研究所(スイス)客員教授
1998年~現在 同 理工学研究科化学専攻エネルギー環境化学教授(兼)
Rachel Pei Chin Won

Rachel Pei Chin Won(レイチェル・ペイ・チン・ウォン)

Nature Photonics アソシエイトエディター

アストン大学(英国・バーミンガム)のフォトニクス研究グループで、光ファイバーセンシングやマイクロ波フォトニクス、非線形ファイバーに焦点を当てたテーマを研究し、Ph.D.を取得。その後、同大学のビジネス・パートナーシップ部門にメディチフェローとして加わり、さまざまなアイデアの商業的可能性を評価する作業に関与しました。Ph.D.研究に入るまでは、マレーシア国立大学で学士号を取得し、南洋理工大学(シンガポール)で修士号を取得した後、フィリップス・オプティカル・ストレージ・シンガポール社に光学エンジニアとして就業していました。

2007年1月のNature Photonics 創刊から、同編集部でアソシエイトエディターとして活躍しています。

モデレーター

元村 有希子

元村 有希子(もとむら ゆきこ)

科学コミュニケーター
毎日新聞科学環境部記者

九州大学教育学部心理学専攻卒業。89年、毎日新聞に入社。西部本社報道部、下関支局などを経て2001年から科学環境部。日本の科学技術の現状を描いた長期連載「理系白書」とブログによる情報発信で06年「第一回科学ジャーナリスト大賞」を受賞。07年から1年間、英ロンドンに留学。帰国後も科学記者としての活動のほか、全国の大学で科学コミュニケーションの講義やサイエンス・カフェ、講演活動を続けている。

主な著書に「理系思考」(毎日新聞社)、「理系白書」(講談社文庫、共著)など。

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