Nature ハイライト

惑星科学:海王星の新たな内衛星ヒッポカンプ

Nature 566, 7744

探査機ボイジャー2号による海王星のフライバイ(接近通過)では、大きな衛星トリトンの軌道の内側を回る小さな衛星が6個見つかっていた。今回M Showalterたちは、これら6個より小さい7番目の内衛星を観測した。この衛星ヒッポカンプは、内衛星では最も外側を周回し最大であるプロテウスの近くを回っており、おそらく衝突でできたプロテウスの破片だと考えられる。著者たちは、先のフライバイ以来確認されていなかった別の内衛星であるナイアドも観測している。

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