Nature ハイライト
Cover Story:ラジェンドラ・パチャウリ氏:今年最も話題を集めた人はIPCC議長
Nature 450, 7173
Natureの「今年の話題の人」賞の最初の受賞者は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長を2002年から務めているR K パチャウリ氏となった。共同受賞者は、今年順次公表された綿密な第4次評価報告書の作成に貢献したIPCC、および2007年ノーベル平和賞受賞者のA ゴア氏である。News Feature(p.1150)では、G Walkerがクリケット好きのパチャウリ氏のプロフィールを紹介している。表紙写真は、自宅でのパチャウリ氏である。今週号ではまた、終わりつつある2007年について論評している。Research Highlights(p.1130)では、本誌のエディターが、本誌以外に掲載された優れた論文をいくつか紹介している。This Year in Nature(日本版p.xvi)では、本誌に掲載された論文について、注目すべきものが挙げられている。News(p.1134)では、写真で今年の出来事を振り返ってみる。オンライン版では年末特集が12月21日から公開され、特集すべてがhttp://www.nature.com/news/specials/2007/index.html.で閲覧できる。(表紙写真:Raghu Rai/Magnum Photos)
2007年12月20日号の Nature ハイライト
進化:花のたどった道のり
物理:フォノンなんて要らない
進化:クジラ類の祖先
医学:血中の癌細胞を効率よく検出
宇宙:お月さん、いくつ?
工学:目の細かい周波数コム
古気候:温暖化が先か、炭素注入が先か
細胞:Nanogの機能を見直す
生理:試行錯誤で技を磨く
神経:外部刺激に敏感なシナプス