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宇宙:地球の照り返しを使って太陽系外惑星を調べる

Nature 483, 7387

月面の地球照(イメージ画像)
月面の地球照(イメージ画像) | 拡大する

Credit : ESO/B. Tafreshi/TWAN (twanight.org)

地球照は、太陽光が地球によってまず反射されてから、さらに月によって再反射されて地球に戻ってくる光であり、太陽系外惑星の大気や表面に関心を持つ天文学者にとってよいモデルになる。今回、反射面全体で積分した地球照の直線偏光スペクトルを使って、雲や海洋表面の地球照への寄与の割合が決定された。この測定法は、見えている植生面積については、地球反射面の10%程度という小さなものにも感度がある。このようなスペクトルは、太陽系外惑星の大気成分、平均的な雲の高さや地表面を分析する際の基準となり、この方法は地球のスペクトルや大気に関する他のモデルとの比較によって改良していくことができる。

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