Nature ハイライト
Cover Story:ENCODE計画: ヒトゲノムのガイドブック: ENCODE計画の成果を印刷版とオンラインで紹介
Nature 489, 7414
ENCODE(Encyclopedia of DNA Elements;DNAエレメントの百科事典)計画は、ヒトゲノム中にコードされているすべての機能エレメントについて記述することを目的とするものである。ENCODEが開始されてから9年が経ち、その主な成果は今回30本の共同研究論文として発表されて、計画は完結した。そのうち6本が今週号のNatureに掲載されている。この計画は大事業であり、その準備と設立から得られた教訓は、計画中のほかの国際協力研究にとって貴重なものとなるだろう。Commentでは、ENCODE解析主席コーディネーターのE Birneyが計画の経緯について語っている。(Introduction p.45; Comment p.49)
2012年9月6日号の Nature ハイライト
遺伝:ヒトDNAのユーザーガイド
遺伝:接近可能なクロマチンのマップ
遺伝:転写因子のフットプリント
遺伝:ヒトの調節ネットワークの構造
遺伝:転写の全体像
遺伝:遺伝子プロモーターの長距離相互作用の全体像
宇宙:近傍宇宙にあるリチウム7の探索
材料:長く伸びるヒドロゲル
気候:北極圏の氷から放出される炭素
気候:南極半島の温暖化の記録
行動:ショウジョウバエの試行錯誤学習