Nature ハイライト

生理:骨のリモデリングに感覚神経が果たす役割

Nature 497, 7450

セマフォリンは、神経系、器官および血管の発生だけでなく、免疫にも関わる分泌性タンパク質である。骨芽細胞と破骨細胞はセマフォリンファミリーのタンパク質を発現しており、新たな研究ではセマフォリン3A(Sema3A)が局所的な作用により骨のリモデリングを調節できることが示された。今回、福田亨(慶應義塾大学)たちは、Sema3Aがin vivoで感覚神経の発達の調整によって間接的に骨のリモデリングを調節することを明らかにした。

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