Nature ハイライト
生化学:構造から分かったグルコース輸送体阻害剤の作用機構
Nature 601, 7892
今回、腎臓でグルコースを再吸収する役割を担い、血糖値をコントロールするタンパク質SGLT2の構造がクライオ電子顕微鏡を使って決定された。この構造から、糖尿病の経口治療薬エンパグリフロジンがグルコースの尿への排出を促進する仕組みの詳細が明らかになった。
2022年1月13日号の Nature ハイライト
天文学:C–O–Neの星雲におけるWC/WO型星の爆発
物性物理学:ボソン系の異常金属相
工学:MRAMデバイスのクロスバーアレイ
エネルギー科学:電池の電解質用のエラストマー
環境科学:大気汚染への曝露の格差の拡大
考古学:卵殻のビーズがつないだアフリカの古代ネットワーク
神経科学:関連情報を選択的に記憶に保存する
植物科学:イネの免疫受容体を介した防御機構
微生物生態学:多数のバイオームにわたる微生物遺伝子マップ
生物地球化学:メタン生成菌における炭化水素分解経路
がん:ピートのパラドックスを検証する
分子生物学:DNA修復におけるHELQの2つの機能
生化学:SLGTによるナトリウムおよび水の輸送機構
生化学:構造から分かったグルコース輸送体阻害剤の作用機構