Nature ハイライト

宇宙:大きくても小さくてもやっていることは同じ

Nature 444, 7120

活動銀河核(AGN)を駆動する中心エンジンは、超大質量ブラックホールだと考えられている。これらの中心エンジンが超大質量にまでスケールアップしたときに、銀河系内のブラックホール系のように変化するかどうかは、宇宙物理学で長らく問題とされてきた。もしそうなら、より明るくはるかに速く変化する銀河系内のブラックホール系を研究することによって、宇宙論的な時間スケールでAGNがどのようにふるまうかを予測できると考えられる。新たな研究結果から得られた答えはイエスのようだ。降着率の変化を考慮して補正を行うと、降着プロセスはブラックホールの大小にかかわらずまったく同じになる。

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