今週号の米国大統領選挙特集ではまず、今回の選挙運動からそれ以後にわたる、科学にかかわる諸問題に注目する。両候補が科学に対する姿勢をこれまでどのように展開してきたのか、誰が彼らに助言しているのか、そして、彼らは米国をどこに向かわせる可能性があるのかを問う(p.442)。科学技術問題に対する共和・民主両党の姿勢を総括し(p.446)、マケインもしくはオバマ政権下におけるNASAや環境保護庁(EPA)、NIHなどの重要な科学関連機関の今後についてじっくりと考察する(p.451)。D Goldstonは、ワシントンD.C.から個人的見解を寄せている(Party of One p.453)。本誌冒頭のEditorial(p.431)や、次期大統領に何を読むべきかをアドバイスするBooks & Artsの記事(p.464)、www.nature.com/uselectionにあるオンライン拡張版の選挙特集もご覧いただきたい。www.nature.com/nature/podcastの選挙特集もお忘れなく。