Nature ハイライト 宇宙:星の創造主 2004年4月8日 Nature 428, 6983 ほぼ10万個に及ぶ近傍銀河の解析結果によると、宇宙の星生成率は50億年前にピークを迎えたらしい。遠方銀河における若い星の観測に基づく従来の推定では、むしろ80億年に近い値が得られていた。R Jimenezたちは今回スローン・デジタル・スカイ・サーベイで収集されたデータを使用して、星の色からその年齢と質量を推定し、それによって現在の銀河に残された「化石記録」を発掘することができた。また、大質量銀河ほど老いた星の割合が相対的に高い傾向があり、小質量銀河とは非常に異なった歴史を辿ってきたらしいことがわかった。 2004年4月8日号の Nature ハイライト 環境:種の保護は不十分 地球:地磁気逆転にはどれだけ時間がかかるか 宇宙:星の創造主 遺伝:皮膚ではたらく遺伝子が骨の発達を調節 進化:母バチの献身が子の生存率を上げる 進化:なぜ助け合う? 目次へ戻る