Nature ハイライト

医学:睡眠病治療薬の作用機構の解明

Nature 482, 7384

アフリカトリパノソーマ症の治療に使われる薬については、分子レベルの作用機構がほとんどわかっていない。RNA干渉を用いた全ゲノムスクリーニングによって、最も広く使われている5種類の薬の作用と耐性にかかわる経路が明らかになった。広がり続ける耐性は重要問題として懸念されており、この知見は耐性の監視や新たな治療法開発の手がかりとして役立つだろう。

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