Nature ハイライト
バイオインフォマティクス:HIVのRNAはどのように折りたたまれているのか
Nature 582, 7812
S Rouskinたちが今回開発したRNA構造決定法は、平均的な構造を決定するのではなく、単一のRNA種がとり得る複数の異なった構造を見分けることができる。彼らはこの方法を使って、HIV-1 RNAが細胞内で複数の異なるコンホメーションをとれることを示し、重要なスプライス部位に選択可能な複数のコンホメーションが存在し、それが転写産物のアイソフォームの比率に影響することを明らかにしている。
2020年6月18日号の Nature ハイライト
天体物理学:周期的な高速電波バースト
天体物理学:テラ電子ボルトのエネルギーで解像されたケンタウルス座Aのジェット
ナノスケール材料:ダイヤモンドの強靭化
海洋科学:将来の北極海の酸性化に対する新たな制約
健康科学:COVID-19の拡大を予測する携帯電話データ
神経科学:脳卒中における神経保護作用への概日リズムの影響
再生医療:培養皿でヒトの皮膚を作製する
発生生物学:マウスのガストルロイドはマウスの胚発生を再現し、解明の手掛かりをもたらす
発生生物学:ヒトのガストルロイドはヒト初期胚発生の新たなin vitroモデルとなる
分子生物学:二本鎖切断をPARで確実に起こす仕組み
バイオインフォマティクス:HIVのRNAはどのように折りたたまれているのか
構造生物学:特徴が明らかになったTASKチャネル