Nature ハイライト 医学:心房細動の危険因子 2007年7月19日 Nature 448, 7151 スウェーデン、北米、中国の人々を対象にしたゲノム規模での関連解析により、心臓不整脈の中で最も広くみられる心房細動の危険因子として、染色体4q25上の一塩基変異が2種類同定された。どちらの変異も、心臓の初期発生にかかわることが知られている遺伝子PITX2に隣接している。今回の研究により、PITX2が診断テストの標的になること、また、治療の標的にもなる可能性があることがわかった。 2007年7月19日号の Nature ハイライト 医学:心房細動の危険因子 地球:ヨーロッパから離れたイギリス 進化:アフリカから出た人類 細胞:多能性幹細胞を作り出す 生物物理:タンパク質の熱力学 宇宙:イオからの大脱走 物理:ありそうもない組み合わせ 進化:選ばれたMEDEA 発生:細胞の移動 医学:老化と癌をつなぐ 目次へ戻る