Nature ハイライト 工学:太陽光で発電するナノワイヤー 2007年10月18日 Nature 449, 7164 同軸型のシリコンナノワイヤーを使った新しいデバイスは、太陽電池やナノエレクトロニクスの電源に用いる極めて小さな光起電力素子として使えそうだ。このナノワイヤーは、同軸シェルの形に配置された伝導性の異なる3種類のシリコンから作られている。光が入ってくると外側のn型シェルで電子が生成し、その結果生じた正孔は中心部の「p型」層へ移動する。光起電力ナノワイヤーから取り出された電流は、ナノエレクトロニクスセンサーや論理ゲートの電力として使える。 2007年10月18日号の Nature ハイライト 工学:太陽光で発電するナノワイヤー 宇宙:最も遠く最も重いブラックホール 遺伝:向上を続けるHapMap 進化:敵を知り己を知る 細胞:ピロリ菌の標的はインテグリン 考古:海辺の生活の始まり 物理:超伝導の島から島へ 気候:深海からの二酸化炭素放出 細胞:抗ウイルス作用をもつmiRNA 目次へ戻る