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Nature ハイライト

細胞：細菌鞭毛を動かす別のエネルギー源

Nature 451, 7177

細菌の鞭毛は、多数の病原体が宿主細胞にエフェクタータンパク質を送り込むのに用いているIII型分泌システムに似た分泌装置を備えている。輸送に必要なエネルギーはATPアーゼであるFliLが供給すると広く考えられてきたが、今週号では、2つの論文がこの説に反論している。どちらのグループも、ATPアーゼがなくても鞭毛輸送が起こること、また、この過程に必要なエネルギーがプロトン駆動力から得られていることを見いだした。

2008年1月24日号の Nature ハイライト

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