Nature ハイライト
進化遺伝学:英国のパンデミックを再構築する
Nature 600, 7889
今回J BarrettとM Gerstungたちは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ゲノミクス英国コンソーシアムのゲノム監視データを用いて、英国での重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)パンデミック(世界的大流行)の進化を追跡している。このデータから、異なったロックダウンの状況における、変異株の持ち込みや伝播の動態が明らかになった。
2021年12月16日号の Nature ハイライト
量子物理学:電子スピンの蛍光検出
物性物理学:低磁場における分数チャーン絶縁体
化学:簡単になった同位体標識
気候科学:巨大な西南極氷床によって説明された中新世の海水準の不可解な変動
古生物学:ラエトリの足跡はやはりヒト族のものだった
コロナウイルス:COVID-19に対する宿主の遺伝的なリスク要因を解明するための世界的な取り組み
行動科学:応用行動科学におけるメガスタディー法
計算論的神経科学:運動記憶を理解する
進化遺伝学:英国のパンデミックを再構築する
免疫学:SARS-CoV-2スパイクに対して生じるポリクローナル抗体の中和範囲
構造生物学:聴覚の分子基盤