Nature ハイライト

量子情報:捕捉イオンでジャグリング

Nature 592, 7853

今回J Pinoたちは、いわゆる量子電荷結合素子アーキテクチャーの原理証明を行ったことを報告している。今回の提案では、誤りを低減させるために、それぞれにはイオンがほんの数個しか含まれていないトラップの集合体によってイオントラップ型量子コンピューターが実現されている。これらのトラップ内部のイオンは次いで、物理的に分割され、再配置されて相互作用を行う。このアーキテクチャーのさまざまな構成要素はこれまでに実証されているが、これらの構成要素を一体化し、誤りを最先端レベルに抑えて単純な量子演算を実行させたのは、今回が初めてである。

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