Nature ハイライト
代謝:肝臓でのインスリン感受性の時間を計る
Nature 592, 7856
体内のインスリン感受性は、覚醒時をピークとする日周リズムに従うことが知られている。しかし、この日周期の基礎となる分子機構についてはよく分かっていない。Z Sunたちは今回、視交叉上核の抑制性ニューロンに存在する核内受容体REV-ERBが、摂食や移動運動行動には影響を及ぼさずに、肝臓のインスリン感受性の日周変化を駆動していることを示している。
2021年4月29日号の Nature ハイライト
天体物理学:2つの静穏な銀河からのX線爆発
無機化学:ゼロ酸化状態のマグネシウム
気候科学:海水準上昇に見られる氷河融解の大きな痕跡
地球科学:クラトンのキールが侵食されプリュームによって再クラトン化される過程
進化遺伝学:カモノハシとハリモグラの進化遺伝学
代謝:肝臓でのインスリン感受性の時間を計る
植物科学:オーキシンをリアルタイムで検出する
免疫学:NLRP1活性化の調節
免疫学:NLRP1インフラマソームの活性化機構
微生物学:CO2レベルが高い条件ではTCA回路が逆回転する
がん:サイクリンD分解の主要な調節因子