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植物幹細胞:植物幹細胞のサイトカイニン

Nature 453, 7198

植物の培養組織からの茎や根の再生に、植物ホルモンであるオーキシンとサイトカイニンとの相互作用が不可欠であることは、50年前から知られている。しかし、その基盤となる分子機構は明らかにされていなかった。その後、オーキシンは、胚形成時に確立される植物幹細胞プールからの根幹細胞の指定に必要であることがわかった。今回、B MüllerとJ Sheenは、サイトカイニンが胚形成初期に発現すること、また、オーキシンシグナル伝達経路とサイトカイニンシグナル伝達経路の相互作用が最初の根の幹細胞ニッチの指定に不可欠であることを明らかにしている。

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