Nature ハイライト 材料:コロイドの花を咲かせる 2009年2月19日 Nature 457, 7232 コロイドの単純な構成要素から、制御された集合により複雑な構造体を組み立てると、フォトニクスやバイオセンサーなどに有用な特性をもつ材料を作製できる。今回、大きさ、磁化、および組成の異なるコロイド粒子の混合物に磁場をかけることにより、バルク流体中で複雑なコロイド構造体を組み立てる新しい方法が報告されている。これらの粒子を強磁性流体中に懸濁させたときに得られる形状は、四重極や八重極などの電荷分布に似ており、リングや花の形をしたものなど、さまざまな複雑な集合体が形成される。 2009年2月19日号の Nature ハイライト 進化:リボソームの複雑な経歴 発生:チェックとバランス 宇宙:しし座リングの星 計測:進行波NMR 材料:コロイドの花を咲かせる 環境:熱帯林がとらえる炭素量 発生:巻貝の巻き方 疫学:疫学にも役立つグーグル 細胞:低分子RNAとCUT 目次へ戻る