Nature ハイライト

遺伝:ヌクレオソームを配置する

Nature 458, 7236

ヌクレオソームは真核生物クロマチンの基本的な反復構成単位であり、ヌクレオソームの配置は遺伝子の調節に極めて重要である。Kaplanたちは、精製した酵母ゲノムDNA上に配列されたヌクレオソームの存在状況を全ゲノム規模で測定することにより、内在するDNA配列が、ヌクレオソームの存在頻度にどの程度重要なのかを調べた。作製された地図は、in vivoのヌクレオソーム地図とよく似ており、このことはin vivoでのヌクレオソームの編成状況はおおむね、内在するゲノムDNA配列によって決まることを示している。

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