Nature ハイライト

ゲノミクス:系統的に離れた生物種のトランスクリプトーム比較解析

Nature 512, 7515

ヒト、線虫およびショウジョウバエのトランスクリプトームのデータ比較解析がmodENCODEコンソーシアムによって行われ、発生に関わる遺伝子に豊富に存在する共発現モジュールの種間での共有など、太古から保存されている特徴が明らかになった。また、発現パターンを用いて線虫とショウジョウバエの発生段階を対応させる解析も行われた。これら3種の生物全てのコード領域および非コード領域の両方の遺伝子発現レベルは、生物種に依存しないパラメーターの単一セットに基づくモデルを用いれば、プロモーターでのクロマチンの特徴から定量的に予測できる。

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