Nature ハイライト

量子情報:フォトニック量子コンピューティング向けのプログラマブル・ナノフォトニックチップ

Nature 591, 7848

光子を用いる量子コンピューティングは、捕捉イオンや超伝導キュービットなどの他のプラットフォームを用いる手法とは根本的に異なっている。今回J Arrazolaたちは、多光子量子回路を実行する完全なハードウエアとソフトウエアのシステムという形で、大規模フォトニック量子コンピューティング向けの構成要素の原理実証を報告している。このハードウエアは室温で動作するプログラマブル・ナノフォトニックチップからなり、このチップ上では、強くスクイーズされた真空モードを最大8つ準備・操作して、光子数分解検出を実行することができる。

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