Nature ハイライト
量子情報:フォトニック量子コンピューティング向けのプログラマブル・ナノフォトニックチップ
Nature 591, 7848
光子を用いる量子コンピューティングは、捕捉イオンや超伝導キュービットなどの他のプラットフォームを用いる手法とは根本的に異なっている。今回J Arrazolaたちは、多光子量子回路を実行する完全なハードウエアとソフトウエアのシステムという形で、大規模フォトニック量子コンピューティング向けの構成要素の原理実証を報告している。このハードウエアは室温で動作するプログラマブル・ナノフォトニックチップからなり、このチップ上では、強くスクイーズされた真空モードを最大8つ準備・操作して、光子数分解検出を実行することができる。
2021年3月4日号の Nature ハイライト
量子情報:フォトニック量子コンピューティング向けのプログラマブル・ナノフォトニックチップ
光物理学:モアレポラリトン
地球科学:粒界での応力誘起アモルファス化が引き金となるマントル変形
進化学:ダイアウルフとハイイロオオカミの間に遺伝子流動はなかった
遺伝学:COVID-19の重篤疾患に関連する遺伝的座位
神経科学:脳空間を再構築する
コロナウイルス:COVID-19重症患者では単球のISG群誘導が障害されている
生化学:溶解性細胞死におけるNINJ1の役割
生物物理学:相分離した細胞内液体のオートファジー
生化学:細胞内でタンパク質の反応速度論的性質を測定する
構造生物学:明らかになったクエン酸輸送機構