Nature ハイライト 地球:地球の音楽 2007年2月15日 Nature 445, 7129 地球は常に低周波数の「ハム」を放射しており、そのエネルギーはマグニチュード5.75の地震が放出するエネルギーに相当する。この現象が発見されて以来、この「ノイズ」の源は、大気、海洋、固体地球の間の相互作用の何らかの組み合わせであろうと推測されてきたが、ノイズの原因の正確なところは謎のままであった。今回S Webbが報告している計算結果では、大気乱流ではなく、海洋の波と浅い大陸棚との相互作用によって生じる地震エネルギーがその源である可能性が高いことが示されている。 2007年2月15日号の Nature ハイライト 動物の集団行動:一致団結の妙 物理:プラズマで速やかに加速 地球:地球の音楽 環境:進化の潜在能力を調べる 進化:こいつは家族ではない 宇宙:暗黒物質の最も多い銀河 化学:電池1個で動く有機回路 材料:超薄膜で分子を分けてみる 細胞:結節性硬化症にかかわるタンパク質 目次へ戻る