Nature ハイライト 宇宙:大気の主要成分が炭素の白色矮星 2007年11月22日 Nature 450, 7169 白色矮星は、一部の小さな星が進化の末に行き着く終点だ。これらは、原則的には2つの形態をとり、大気は水素かヘリウムのどちらかを豊富に含んでいる。そのため、大気の主要成分が炭素で、水素やヘリウムはほとんどあるいは全く含まれない白色矮星が発見されたのは、予想外のことである。この新しいタイプの星は非常にまれな例であるものの、星の進化にまた別の道筋があるのを示しているようにみえる。 2007年11月22日号の Nature ハイライト 宇宙:大気の主要成分が炭素の白色矮星 心理:赤ちゃんにも人を見る目がある 生理:抗うつ薬で寿命が延びる 嗅覚:におわなければ怖くない 物性:フェルミ面にできたポケット 環境:茶色の水 環境:海の二酸化炭素 微生物:シロアリが木材を消化する仕組み 細胞:光を熱に変えて身を守る 目次へ戻る