Nature ハイライト 生理:水の味の分子基盤 2010年5月6日 Nature 465, 7294 動物が生きていくには環境の中で水を見つけなければならないが、それをどのようにして行っているのかはまだわかっていない。今回、デジェネリン/上皮性ナトリウムチャネルファミリーのメンバーであるPPK28が、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)の水の味覚受容器であることが突き止められた。このファミリーのほかのタンパク質は、機械刺激および塩分刺激の検出にかかわっていると考えられている。 2010年5月6日号の Nature ハイライト 脳:神経コーディング 宇宙:銀河の外側について考える 組織工学:筋肉を模倣する 地球:地球の核の磁場強度 細胞:mtDNAの交換 生理:水の味の分子基盤 医学:C型肝炎の新しい治療薬 細胞:酵母のスピードデート 構造生物学:暗所で緑化を起こす物質 目次へ戻る