Nature ハイライト 免疫:新しいヘルプの方法 2009年11月26日 Nature 462, 7272 細胞内病原体に対する防御が成功するには、中和抗体と細胞傷害性CD8+ Tリンパ球(CTL)応答が必要であり、これらは両方ともヘルパーCD4+ T細胞の活性に大きく依存している。Nakanishiたちは、CTL応答における今まで知られていなかったCD4ヘルプについて報告している。CD4+ T細胞は、ウイルス感染した粘膜部位へのCD8+ T細胞の動員に必要であることがわかった。CD4+ T細胞がもたらすこのヘルプには、インターフェロン-γの産生と局所的なケモカインの分泌誘導が欠かせない。 2009年11月26日号の Nature ハイライト 生理:膜の中の膜タンパク質 宇宙:球状星団は寄せ集め集団 工学:シリコンベースのスピントロニクス 認知:皮膚で聞く 生理:発熱に関与する骨タンパク質 免疫:新しいヘルプの方法 生態:根粒内での協力関係 細胞:強い光による損傷を防ぐ 細胞:こっそり隠されている変異 目次へ戻る