Nature ハイライト

宇宙:地球の中心部を調べる

Nature 441, 7095

生まれたばかりの星の観測結果によると、我々の太陽系の始まりは、ガスやちりが10万年程度の時間で相当速やかに降着してできた円盤から直径10 km程度の微惑星が形成されたことにあったようだ。地球はその後、微惑星の降着により3000万〜4000万年かけて作られた。Woodたちは、この降着過程の性質や、地球が元になった微惑星に比べて原子番号の小さい元素をより多く含み、鉄の豊富な溶けたコアをもつに至った仕組みについて、最近の研究成果を解説している。

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