Nature ハイライト

エピゲノミクス:メチル化DNAの新たな多様性

Nature 523, 7559

エピゲノムロードマップ計画の一環として、J Eckerたちは、4人から提供された18種類の異なる初代ヒト組織タイプについて、ゲノムDNA塩基配列解読と合わせて、DNAメチル化とトランスクリプトームの全ゲノム地図を作製した。データセットの解析から、組織間で異なる広範囲のCG部位のメチル化が明らかになり、また予想通り、調節エレメントのメチル化は一般に、遺伝子発現と負の相関を示すことが分かった。多くの組織の細胞の亜集団で、意外なほど多くの非CGメチル化が見つかった。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度