Nature ハイライト
天文学:ビッグバンから15億年後に形成された円盤銀河
Nature 581, 7808
円盤銀河が、いつどのように形成されたかは、まだよく分かっていない。従来の銀河形成モデルによれば、円盤銀河は遅い時代に形成されたとされるが、銀河がいわゆる「低温モード」を通してガスを降着するとすれば、ビッグバンから10億年後という早い時期に形成された可能性がある。今回M Neelemanたちは、赤方偏移4.26に位置する銀河の観測結果について報告しており、その銀河が大質量の回転円盤であることを見いだしている。
2020年5月21日号の Nature ハイライト
天文学:ビッグバンから15億年後に形成された円盤銀河
量子物理学:用途の広い分子
応用物理学:半球形の網膜を持つ生体模倣眼球
材料科学:秩序によって強くなる
化学:重水素を所定の位置に配置する
生物工学:ヒトの全身の単一細胞地図
医学研究:肥満におけるスタチンと微生物相
免疫学:アダプタータンパク質TASLはSLC15A4を介してエンドソームのToll様受容体をIRF5に結び付ける
構造生物学:DGAT1の機能についての構造的手掛かり
構造生物学:ACAT1の構造と機能の特徴