Nature ハイライト
大気化学:同位体データで絞り込まれた対流圏オゾン濃度の変化
Nature 570, 7760
20世紀における対流圏のオゾン濃度の増大の規模は、まだよく分かっていない。今回L Yeungたちは、極域のフィルンと氷の同位体データを使って、1850〜2005年の対流圏オゾンの増加の規模が40%未満であると絞り込んでいる。
2019年6月13日号の Nature ハイライト
古代ゲノミクス:シベリア北東部のヒトの集団史
量子物理学:極超音速の凝縮体
化学:単一分子内での電子スピンの制御
タンパク質工学:生体触媒反応の改良
大気化学:同位体データで絞り込まれた対流圏オゾン濃度の変化
古生物学:最初の菌類
古代ゲノミクス:古エスキモーのゲノム
微生物学:休眠による防御
免疫学:炎症性関節疾患の病因における滑膜繊維芽細胞の役割
構造生物学:二本鎖RNAウイルスで明らかになった一巻き型のゲノム編成
構造生物学:ポータルを通ってパッケージングされたHSV-1のDNAを可視化