Nature ハイライト 発生:分節の時計を刻むNotch 2006年6月8日 Nature 441, 7094 発生中の脊椎動物の胚で起こる体節形成(分節)は、胚の体節内で一斉に起こる遺伝子転写の同調した振動を基盤とする、「時計」によって制御されている。コンピューターによるモデル作成とin vivo移植実験とを組み合わせた研究で、Notchシグナル伝達経路がこのような同調振動を保ち、初期胚にみられる遺伝子発現ノイズを抑えていることが明らかにされた。 2006年6月8日号の Nature ハイライト 生態:足の数が最も多いヤスデ 細胞:適所におけば適材になる 経済:ヨーロッパの漂流 発生:分節の時計を刻むNotch 宇宙:炭素が支える円盤 化学:ひねりの効いたアミド結合 地球:余震の起こり方 進化:ドイツで見つかった小柄な竜脚類恐竜 神経:睡眠の調節 神経:活動の分け前 目次へ戻る