Nature ハイライト
地球:マントルの上をすべる
Nature 495, 7441
S Naifたちは、海底の地磁気地電流データを用いて、硬い岩石質のリソスフェアと、その下のさほど硬くない岩石からなるアセノスフェアの間の電気伝導度を画像化している。ニカラグア沖のココスプレートから得られた電磁気データは、深さ45〜70 kmにだけ存在する電気伝導度の高い層を示している。これは、すべるテクトニック・プレートをその下のマントルから分離し、プレート運動の潤滑剤として働く厚さ25 kmの部分溶融した層と解釈される。
2013年3月21日号の Nature ハイライト
神経科学:発話のための脳の構成
分子生物学:環状RNAがmiRNAを囲い込む仕組み
分子生物学:細胞周期の調節を品質管理
宇宙:星形成銀河に焦点を合わせたALMA望遠鏡
地球:窒素の利用可能性の上昇と下落
地球:マントルの上をすべる
進化:イヌがヒトとの生活を選んだとき
細胞:PGE2は骨髄での幹細胞保持を調節する
細胞:多能性の確立にNANOGタンパク質が果たす役割
細胞生物学:オートファゴソームの起源の再検討