Nature ハイライト

ナノスケール材料:量子ドットをつなぐペロブスカイト

Nature 523, 7560

有機ハロゲン化物ペロブスカイト型半導体は、そのオプトエレクトロニクス特性から、次世代太陽電池への応用が非常に有望である。今回Z Ningたちが、コロイド量子ドットのホスト媒質という、そうした半導体のもう1つの有力な利用法を実証している。量子ドットとペロブスカイトマトリックスの界面でほぼ完全な原子スケールの整合性が見られることがこのハイブリッド系の重要な特徴であり、これによってペロブスカイトの効率の高い電荷輸送と量子ドットの高い放射効率をうまく組み合わせた材料が得られる。

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