Nature ハイライト

学習と記憶:記憶検索を標的として制御する

Nature 526, 7575

最近、海馬の神経集団が記憶を符号化し、また再活性化させる仕組みについての研究が始まっている。しかし、仮説的な皮質発のトップダウン入力が、記憶プロセスにどのように影響を及ぼし得るのかは、ほとんど分かっていない。今回K Deisserothたちは、前部帯状回(前頭前野の一部)から海馬へ至る疎な投射を明らかにするための新たな手段と戦略を開発した。マウスでこの投射を活性化すると、記憶の検索が起こる。

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