Nature ハイライト
学習と記憶:記憶検索を標的として制御する
Nature 526, 7575
最近、海馬の神経集団が記憶を符号化し、また再活性化させる仕組みについての研究が始まっている。しかし、仮説的な皮質発のトップダウン入力が、記憶プロセスにどのように影響を及ぼし得るのかは、ほとんど分かっていない。今回K Deisserothたちは、前部帯状回(前頭前野の一部)から海馬へ至る疎な投射を明らかにするための新たな手段と戦略を開発した。マウスでこの投射を活性化すると、記憶の検索が起こる。
2015年10月29日号の Nature ハイライト
学習と記憶:記憶検索を標的として制御する
免疫学:ガスダーミンDの自然免疫における役割
宇宙:彗星67Pにある酸素分子
量子物理学:ベル不等式の新しい検証
化学:S-アリール・コンジュゲートの新しい合成法
気候科学:氷床の動きと融解水の関連性
古人類学:中国に初期のホモ・サピエンス
がん:高リスク型の神経芽細胞種におけるTERT変異
がん:組織再生におけるYapの役割
微生物学:競争によって多剤耐性菌を打ち負かす