Nature ハイライト

微生物学:新生児の敗血症を減らす

Nature 548, 7668

新生児敗血症は、世界の乳児死亡率の主要因である。今回、インドのオリッサ州で実施された、無作為化プラセボ対照試験の結果が報告されている。149の村で4556人の新生児に規定のシンバイオティクス製剤を経口投与し、60日間にわたって観察したところ、シンバイオティクス投与を行ったグループでは、敗血症と死亡の合計が有意に減少した。これは、この方法が将来的に敗血症の有用な治療介入となる可能性を示唆している。

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