Nature ハイライト
神経科学:海馬と橋のネットワークの波が脳の状態を調整する
Nature 589, 7840
海馬は記憶の符号化と固定の両者に関与しており、後者は睡眠中に起こる。しかし、海馬がこれらの過程をどのようにして調整しているかは、ほとんど分かっていない。今回N Logothetisたちは、海馬と橋のネットワーク活動波間の共役を突き止め、この橋の調節作用が海馬の同期活動を変調させて、固定など記憶システム事象が促進されるようになることを明らかにしている。
2021年1月7日号の Nature ハイライト
原子物理学:極低温原子を通して2層材料の物理を調べる
情報技術:畳み込みニューラルネットワークの光実装
情報技術:CMOS適合フォトニック・テンソルコア
物性物理学:単一欠陥フォノンの電子顕微鏡画像化
進化学:タンガニーカ湖のシクリッド類の脈動的な放散
疫学:移動ネットワークモデルがCOVID-19の不平等を予測し、活動再開計画に情報をもたらす
神経科学:海馬と橋のネットワークの波が脳の状態を調整する
分子生物学:染色体末端の保護の再検討
コロナウイルス:SARS-CoV-2のコーディング能力
免疫学:肝臓におけるクッパー細胞の空間的分離の調節
微生物学:マイコバクテリアATP合成酵素へのベダキリン結合の分子基盤