Nature ハイライト

がん:子宮がんの再分類

Nature 497, 7447

350人以上の子宮内膜がん患者のがん検体について行われた詳細な全ゲノム解析の結果が、がんゲノムアトラス研究ネットワークによって報告された。研究グループは、DNAポリメラーゼ遺伝子POLEの新たに同定されたホットスポット変異や、DNA結合タンパク質であるARID5Bの新規変異など、一連のゲノム特性に基づいて、子宮内膜がんを4つの型に再分類することを提唱している。この再分類は、女性の悪性腫瘍患者の術後補助療法に臨床的に直接関わってくるだろう。

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